関西花の寺二十五カ所とは

花はほとけさまからの紹介状

昔から「ボタン寺」、「アジサイ寺」など、「花の寺」と称される関西一円2府4県の25ヵ寺が集まって「関西花の寺二十五カ所霊場会」が結成されました。
25ヵ寺は宗旨宗派の垣根を超えて集まった、花がご縁のお寺です。
25ヵ寺に咲く四季折々の美しい花を媒介にして、一般の人々とお寺との接点をつくり出し、それを契機に少しでも世の中のお役に立つような、明るく健やかな社会づくりや、人々の心豊かな人生づくりに貢献できるようにとの願いで結成されたものです。
25ヵ寺にはそれぞれメインの花とサブの花があります。境内や参道に咲く四季折々の花が訪れる人々を優しく出迎え、花を通して寺の本尊さまとのご縁をいただくことができるのです。当霊場会では、巡拝者の心身の成長を願い、成満の度に記念の品を差し上げております。
何度もお参りいただくうちに心身ともに成長されたご自分にお気づきになることでしょう。

各寺の最新開花情報

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花説法

「関西花の寺二十五ヵ所」巡礼の目玉の一つとも言えるものです。10名以上のグループで巡拝すると、各寺の住職による「花説法」と呼ばれる法話を聴くことができます。花を愛でる心から人生観まで、ユニークな話が巡拝者に喜ばれています。お申込みは各寺に直接お問い合わせください。

花法要

「関西花の寺二十五ヵ所」では毎年一度、各寺持ち回りで25ヵ寺の住職による「花法要」を開催しています。花を慈しみ、感謝すると共に、世界中の人々が幸せになることを願う法要です。25人の住職による法要が粛々と行われ、散華が「花法要」のクライマックスです。結成二十周年に当たる平成25年(2013)度は、第4番高源寺で行われました。

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